電話加入権とは
最近ではNTT以外の電話回線も増えてきましたが、2004年に電気通信事業法が改正されるまでは、電話回線といえばほぼNTT(日本電信電話公社)だけでした。
個人が日本電信電話公社からアナログ固定電話回線を引くために施設設置負担金を支払うことにより得られる権利が「電話加入権」です。
要は、固定電話のNTT回線を引っ張る権利のことですね。
この「電話加入権」は相続財産として扱われますが、相続による名義変更にかかる手数料は無料です。
最近はNTT以外の電話回線を引いている方や、そもそも固定電話を持っていない方も多くなってきましたが、この電話加入権はNTTのアナログ固定電話回線にのみ付いている権利なので、NTTのアナログ固定電話回線を持っていなかった場合には、特に何かをする必要はありません。
電話加入権の評価方法
電話加入権の評価は、国税庁の路線価図・評価倍率表の中に各都道府県ごとに定めがありますが、評価額は全国一律で電話加入権1本あたり1,500円となっています。
平成25年分までは1本あたり2,000円と定められておりましたが、年々下がってきているというのが現状です。
もしかしたら近い将来、電話加入権自体がなくなってしまうこともあるのかもしれませんが、現状、相続財産として評価・申告の対象となっておりますので、しっかりと申告するようにしましょう。
金額は小さいですが、こういった財産をキッチリ申告することで、税務署に対しての心証を良くして、税務調査を誘発する要因を少しでも減少させることができます。
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