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レビュー

AF・連写・画質全てがパワーアップしたフルサイズαフラグシップモデル「α99 II」

2017-07-31 mi2_303
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ソニーのαシリーズには、人気のミラーレス一眼カメラと一眼レフカメラから進化したα二ケタシリーズがある。

デジタル一眼レフタイプのα二ケタシリーズのフラグシップモデル「α99」が、4年ぶりにリニューアルされ「α99 II」となった。

今回は、このα99 IIの外観をチェックしてみたいと思う。

α99 IIはミラーを動かすことなく、イメージセンサーと位相差AFセンサーに光を分けることができる「トランスルーセントミラーテクノロジー」を搭載するデジタル一眼レフカメラだ。

なにやら難しいカタカナが並んでイメージしづらいかもしれないが、一眼レフカメラはレンズから入って来た光をミラーでファインダーに像を送り、さらにその光を透過させてミラーの裏にある位相差AFセンサーに像を送る仕組みを持っている。この仕組みによって、ファインダーで像を確認してシャッターボタンを半押しすると、位相差AFを用いてピント合わせを行う。

シャッターボタン全押しをするとミラーが跳ね上がり、レンズの光が開いたシャッターの奥にあるイメージセンサーに当たり露光する。この際、位相差AFセンサーには光が当たらなくなるため、露光中にはオートフォーカスは作動しない。露光が終わるとシャッターが閉じ、跳ね上がったミラーが戻るという動作を撮影のたびに繰り返す。

α99 IIは、レンズから入って来た光が透過型のミラーを通すことでイメージセンサーに直接当たり、ファインダーにはこのイメージセンサーの像を投映する。さらにミラーに当たった光は、一眼レフカメラのファインダーの替わりに上部に位置する位相差AFセンサーに当たる。この方式は、専用位相差AFセンサーとイメージセンサーを同時に動かすことができるというメリットがある。また、ミラーを動かす必要がないためメカがシンプルになり、ブレにつながるミラーショックもない。

α99 IIとミラーレス一眼カメラとの違いは、イメージセンサーによるオートフォーカスの他に、一眼レフカメラと同じ専用の位相差AFセンサーを搭載している点だ。これは、ミラーレス一眼カメラと一眼レフカメラのいいとこ取りとも言える仕組みで、α99 IIのオートフォーカスの強みでもある。この仕組みを「ハイブリッド位相差検出AFシステム」と呼び、専用位相差AFセンサーとイメージセンサーAFのふたつで、正確なAFと追従性を実現する。

α99 IIの主なスペックとして、イメージセンサーは35mm判フルサイズ有効画素数約4240万画素Exmor R CMOSセンサー、ISO感度100~102400、シャッタースピード1/8000秒、AF追従秒間12コマ、連続撮影枚数JPEG L ファイン63枚・RAW 54枚、4K30p XAVC S 100Mbps、ファインダー0.5型2,359,296 ドット電子式ビューファインダー、液晶モニター3.0型1,228,800ドットなど。

防塵・防滴仕様のボディーには、大きく押しやすいボタンがレイアウトされている。液晶モニターは、タッチパネルに非対応だ。AFフレームの選択は、8方向に対応するマルチセレクターで行う。このマルチセレクターは、押し込みに慣れが必要だと感じた。

グリップは、大きく立体的に加工された握りやすい形状をしている。電源スイッチに近いシャッターボタンなど使い勝手が良い。上面には液晶ディスプレイがあり、それに対応するボタンがレイアウトされている。背面液晶を見ずに、それぞれの設定変更ができるので便利だ。

別売のバッテリーグリップ「VG-C77AM」を追加すると、バッテリーを2個内蔵でき長時間の撮影を可能とする。また、縦位置シャッターボタンを搭載しているので、縦位置での撮影が楽になる。ポートレート撮影を良くするのであれば、必須アイテムと言えるアクセサリーだ。

VG-C77AMの背面には横位置と同じボタンやマルチセレクターを搭載している。


35mm判フルサイズのα99 IIは、ミラーレス一眼カメラの「α7」シリーズに通じるものがあり悩みどころだ。製品の立ち位置としては、Aマウントユーザーのためのカメラとみて良いだろう。これから購入するのであれば、α99 IIとα7シリーズでは、ボディサイズや重さが違うのでまずはこの違いで選ぶと良いだろう。

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